ポケットWi-Fiをレンタルして繋がりにくいときの原因と対策
ポケットWi-Fiをレンタルして試してみると、繋がりにくいのがストレスになる場合があります。
ポケットWi-Fiを初めて利用するときにはよくあるトラブルです。
また、レンタルして使っているうちに繋がりにくい状態になる場合もあります。
まったくポケットWi-Fiに繋がらなくて困ってしまう場合もありますが、原因が分かれば対策は可能です。
この記事ではポケットWi-Fiをレンタルして繋がりにくい・繋がらないときの原因と対策を紹介します。
ポケットWi-Fiレンタルで繋がりにくい2つのパターン
ポケットWi-Fiが繋がりにくいと思ったときには、パソコンやスマホなどのデバイスでインターネットに接続しづらいのがストレスになっているでしょう。
ポケットWi-Fiをレンタルして繋がりにくい感じるパターンには2つあります。
まずはどちらに該当するかを確認しましょう。
ポケットWi-Fiがインターネットに繋がりにくい
ポケットWi-Fiの表示を見ると、インターネットに繋がっているかどうかがわかります。
インターネットに繋がっていない場合にはアンテナが表示されずに、圏外になっていることが示されています。
この場合には、ポケットWi-Fiと通信に使用するネットワークのどちらかでトラブルが発生しています。
デバイスがポケットWi-Fiに繋がりにくい
デバイスがポケットWi-Fiに繋がりにくいと、インターネットにも接続しにくい状況になります。
デバイスがポケットWi-Fiを認識できていないことが原因の場合が多いので、デバイスに問題があると考えるのが適切です。
ただ、ポケットWi-Fiに問題があってデバイスから認識されない場合もあるので、両方のトラブルシューティングをする必要があります。
ポケットWi-Fiをレンタルして繋がりにくいときの原因と対策
ポケットWi-Fiをレンタルしてうまくインターネットに接続できないときには、原因を考えて対策を講じることが大切です。
ポケットWi-Fiが繋がりにくいときや、まったく繋がらないときの原因と対策を紹介します。
レンタル期間が終わってしまった
ポケットWi-Fiをレンタルするときには、期間を決めて契約します。
レンタル期間が終わってしまうと、ポケットWi-Fiに繋がらなくなって通信不能になるのが一般的です。
長期契約でポケットWi-Fiをレンタルした場合には、料金の支払いを続けていればずっと使える仕組みになっています。
しかし、短期レンタルでは期限になるとインターネットを使えなくなってしまいます。
レンタル会社に連絡をして、レンタル期間を延長すれば使い続けることが可能です。
レンタル会社によっては一度返却してあらためて借り直さなければならない場合もあるので問い合わせて確認しましょう。
ポケットWi-Fiの電源が入っていない
ポケットWi-Fiの電源が入っていなくて、デバイスからポケットWi-Fiに繋がらない場合があります。
今までずっと使えていた場合にも、ポケットWi-Fiのバッテリーが切れてしまうと電源が切れて繋がらなくなります。
ポケットWi-Fiの電源が入っているかどうかはボタンを押してみるとわかるので、チェックしましょう。
もしオフになっているなら電源を入れれば解決します。
バッテリー切れの場合には、充電して電源を入れましょう。
パスワードが間違っている
ポケットWi-Fiに繋がらない原因として、パソコンやスマホで入力したパスワードが間違っている場合があります。
レンタルしたポケットWi-Fiは複雑なパスワードが設定されていることが多いので、入力ミスで繋がらないことは珍しくありません。
また、近くにポケットWi-Fiをレンタルしている人が多いと、似たようなSSIDがたくさん表示されて間違えることがあります。
SSIDをチェックして正しい端末を選ぶことも重要です。
ポケットWi-Fiから距離が遠すぎる
ポケットWi-Fiは、電波が届く範囲に限界があります。
ポケットWi-Fiの端末から離れすぎてしまうと、繋がりにくい状況になります。
家にポケットWi-Fiを設置して、家の中のあちこちで使用するようなシーンではよくあるトラブルです。
距離が遠くなると電波が悪くなって通信速度が遅くなるだけでなく、接続が切断される場合もあります。
ポケットWi-Fiの置き場所を工夫して、どこでも使えるようにすることが重要です。
ポケットWi-Fiのアクセス上限数を超えている
ポケットWi-Fiは、端末によって同時に接続できるデバイス数が決まっています。
アクセス上限数を超えるくらいのデバイス数で接続しようとしていると、繋がりにくい状況になります。
一人で使っている限りは問題になることはあまりありませんが、グループで旅行や出張に行くとき、オフィスで共用するときなどには注意が必要です。
例えば、10台まで利用できるポケットWi-Fiだった場合には、6人でパソコンとスマホを使って接続しようとすると競合が起こります。
たまたま誰かが接続していなかったときに、新たに繋ごうとすると接続できるといった状況になります。
ポケットWi-Fiの同時接続数が不足している場合には、もっと接続数が多い端末に切り替えるか、複数のポケットWi-Fiをレンタルして利用することが必要です。
会社なら運用ルールを決めて接続数が上限を超えないようにすることもできます。
ポケットWi-Fiが不具合を起こしている
ポケットWi-Fiが故障して不具合を起こすと繋がりにくい状況になります。
完全に故障すると繋がらなくなりますが、部分的な故障のときには繋がりにくいだけで、たまに繋がる状況になる場合もあります。
ポケットWi-Fiをレンタルしているときには、不具合で困っている際に交換してもらうことも可能です。
水没させたり、衝撃で傷を付けたりしたのが原因でポケットWi-Fiが故障した場合には弁償を求められますが、老朽化や初期不良による不具合の場合にはレンタル会社から新しい端末を無償で提供してもらえるのが一般的です。
パソコンやスマホが不具合を起こしている
ポケットWi-Fiに接続するデバイスが不具合を起こしている場合もあります。
パソコンやスマホが故障しているとポケットWi-Fiに接続できません。
パソコンで作業はできたとしても、通信機能の部分が故障しているとポケットWi-Fiに繋がりにくい状況になります。
パソコンやスマホが古いときにはよくある症状なので、買い替えを検討しましょう。
また、パソコンやスマホで動かしているソフトやアプリが多すぎるのが原因のこともあります。
不要なソフトやアプリは一度終了して、ポケットWi-Fiへの接続を試すのも効果的な対策です。
障害物による干渉を受けている
障害物による干渉を受けてポケットWi-Fiに繋がりにくい場合もあります。
ポケットWi-Fiとの電波によるやり取りができない障害物が存在すると、まったく繋がらないこともあります。
壁があるだけでも5GHzの場合には繋がりにくい状況になります。
2.4GHzの場合には電子レンジなどの家電でも用いられている周波数帯なので、電波干渉を受けて一時的に繋がりにくくなる場合があります。
電波を発する家電を使っているときだけ干渉を受けるので、繋がるときもあるけれど、繋がりにくいときもある場合には疑った方が良い点です。
通信環境が悪い
ポケットWi-Fiのある場所の通信環境が悪いと、繋がりにくくなります。
圏外になっている場合には繋がらない状況になるので、レンタルしたポケットWi-Fiの対応している場所で使うことが大切です。
ポケットWi-Fiが使用している通信回線によって、利用できるエリアに違いがあります。
地下では繋がりにくい、建物の中では繋がりにくいといったトラブルも、使用している回線によっては起こり得ます。
複数の回線に対応しているポケットWi-Fiを利用しているなら、回線を切り替えると改善できる可能性があります。
回線で通信障害が発生している
ポケットWi-Fiで接続している回線が通信障害を起こしていると、一時的に繋がりにくい、あるいはまったく繋がらない状況になります。
4Gや5Gなどの安定性が高い回線であれば問題になることはあまりありませんが、LTEやWiMAXなどでは起こり得るトラブルです。
メンテナンスで一時的に利用できなくなる場合もあるので、サービス提供者に問い合わせて通信状況を確認しましょう。
トラブルが起こっているなら、いつから使えるようになるかの目安もわかります。
ポケットWi-Fiが繋がりにくい状況が改善しないときの対処法
ポケットWi-Fiが繋がりにくいときに、上述の原因と対策を試してみても改善できないときもあります。
レンタルしたポケットWi-Fiが繋がりにくいときには、以下の対処も合わせて検討しましょう。
すべて再起動して接続し直す
機器の不具合の可能性を考えて、パソコンやスマホ、ポケットWi-Fiのすべてを再起動しましょう。
そして、あらためてデバイスからポケットWi-Fiに接続して、繋がるかどうかをチェックするのがおすすめです。
機器側の問題のときには改善する可能性が高い方法です。
レンタル会社に連絡する
レンタル会社に連絡すると、解決策がわかる場合もあります。
通信会社での障害発生状況なども教えてもらえるので、おすすめの方法です。
端末の不具合の可能性がある場合には、代替機を送ってもらえます。
利用環境に合わせて適切なポケットWi-Fiをレンタルしよう
レンタルしたポケットWi-Fiに繋がりにくいときには端末の不具合を疑って、再起動や接続のし直しをまず試しましょう。
できるだけポケットWi-Fiとデバイスを近づけて接続を試みることも重要です。
ポケットWi-Fi自体がインターネットに繋がりにくい場合には環境が良くないので、場所を移動して接続を試みましょう。
ポケットWi-Fiは接続数の上限があるため、まとめて複数のデバイスで接続すると繋がりにくくなります。
利用環境に合わせて適切なポケットWi-Fiをレンタルして使うことが大切です。